月々の手入れ『開花後の手入れ』
講師 星隈 秀雄
(「月々の手入れ」p7~8参照)
5~7月は植物の成長するのに最適
1.花後の手入れが重要
・咲き終わりの花柄はむやみに地面に捨てない。アザミウマの幼虫が花に多くいる。
・今からの手入れでどれだけ多くの葉を残せるかが、今年の秋と来年の花に影響する。
2.肥料と水の因果関係
・肥料は水がないと効き目が出ないので、お礼肥として液肥をやって直ぐ肥料を蒔いても良い。
・鉢は毎日潅水する状況ですが、週に1回は液肥をやり、置き肥をしても構わない。
3.薬剤散布
・病害虫を出さない。黒星病やうどんこ病に掛かった葉は全摘し、薬剤散布を3~4日間隔で実施する。
・特に黒星病とハダニは葉を落とし、株全体の成長が止まるので十分注意したい。多発しないよう予防消毒にこころ掛ける。
4.シュートの処理
・採花枝の一部は2番花を咲かせて楽しみたい。
・庭で咲かせ花だけを切った枝は次の枝(シュート)の発生に利用したい。枝の1枚葉3枚葉5枚葉の上から芽が出てくるが全部摘み取って、下からの途中シュートやベイサルシュートの発生を促す。
・1段目のシュートは5枚の葉が確認出来れば早めにソフトピンチする。2段目からは6~7枚の葉が確認出来れば早めにソフトピンチする。3段~4段で止める場合は先の蕾がほうき状になってピンチする。
1段目のソフトピンチ前の状況 |
1段目のソフトピンチ後の状況 |
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『座談会』
今回は単に2班に分かれて行われた。
・新しい会場での開催142回春のばら展の反省会を実施。143回秋のばら展に改善点が話し合われた。
・福岡バラ会のホームページの更新について
ばらをこよなく愛する(会員のばらを個人別に紹介)の現在掲載中会員の更新や新規会員の個人別紹介の新規作成を行う。
今後、写真を撮りためて、森・星隈・青柳に送付することにした。
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『鉢栽培について』
講師 江上 志郎司
花後の剪定と病害虫予防
(5月は永嶋が担当しました。)