2022/03/18

2月 講習会

『剪定後の手入れ、切り戻し、芽欠き』

講師 江上志郎司

本日の講習会は花枝の芽欠き、花枝の整理がメインでした

芽欠き

・3月末から4月始めに行う。
・芽出しが無い時は良い芽のあるところまで切り戻しする。
・頂芽が10~15センチになるまでに脇芽を取る。  出開きも取る。
・HTは13ミリなら1芽、2芽は難しい。  フロリは3~4芽残す。
・摘芯(ピンチ)は外せない作業。  枝が柔らかいうちに行う。
・ブラインドは5枚葉又は4枚葉でピンチすると本来の花枝になる。

花枝の整理

・庭バラや飾り花は残した芽に全部咲かせて良い。
・コンテストに出す場合は3本立てで咲かせるが、枝を長く切るのは1本だけにし、残りは花だけを切りできるだけ葉を残して光合成を促す。
 (鉢の場合)
・今年2年目(去年の新苗)の苗木は2芽出たら全部咲かせて良いが花枝を切らずに、できるだけ葉を残して光合成を促す。
・2、3年目の成熟した苗木は60~65センチで切る枝は1本だけにし、残りは花だけを切り葉を残して光合成を促す。

薬剤散布

・1回目は3月末から4月上旬までに行う。
・薬品番号が表記されるようになったので番号を使い分けてローテーションを組む。

かん水

・3月、4月のかん水はバラに非常に影響を及ぼす。
・3月から白い根を出し始めるので水のやり過ぎには注意する。 4、5日に1度で良い。



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『ガーデニング、ばらの品種紹介』

講師 吉田博美

テーマ別講習では吉田氏のお庭の様子やバラと相性の良い草花を紹介していただきました。
バラの根元には高低差を考えながら宿根草などを植えて雑草が生えないように配慮されていました。
最近は病気に強い品種のバラが多く出ており手をかけず扱いやすいバラでローズガーデンを
つくると良いそうです。















(2月は能見が担当しました。)