2022/04/21

4月 講習会

 『開花前の手入れ、新苗の植え方』

講師 星隈 秀雄

開花前の手入れ

・春は葉がとても大事になる。
・花芽のつかないブラインドはピンチする。
・パラゾウムシを見つけたら必ず潰す。萎れた枝を下に落とすだけでも、また孵化して年々増加する。
・副蕾を取る。
・曲がった花茎は竹串などを添えてクイックタイでらせん状に巻いておくと1週間くらいでなおる。

薬剤

・薬剤散布は4月上旬に1回目をまく。
・薬剤は薄めにサッと霧がかかったようにまく。

施肥

・庭植は極力肥料はやらない。
・5月の半ば頃から肥料をやる。
・今の時期にベイサルシュートが出てきているのは肥料が効きすぎている。
・ベイサルシュートが出てくると肥料をやりたくなるがやらない。
・フロリバンダなどは肥料をあげてもよい。

新苗の植え付け

・新苗は7号鉢くらいに植え付ける。
・ピンチをすると葉の数が多くなり枝が育つ。
・庭植にする場合はできるだけ植穴を大きく堀る。



今月は定期総会が開かれた為、月々の手入れのみの講習会でした。

(4月は能見が担当しました。)

2022/04/03

3月 講習会

 『春花枝の仕立て方、枝直し、摘蕾』

講師 星隈 秀雄

本日の講習会は花枝を仕立てる手順が主な内容でした。
実際に会員さんの鉢を使用し、どのように仕立てるのが良いかなど
皆さんの案を聞きながら実習を行いました。

・芽かき

3月下旬、10~15㎝になるまでに芽かきをする
主芽のそばに副芽があれば取り除く
1段目の主芽が成長していなければ2段目の芽まで切り戻す
予備に1つ多く残しておくと良い
ブラインドは5枚葉のところでピンチをすると芽が出る

・薬剤散布

ゾウムシの被害があるので 早朝、葉の間を観察する
虫は必ず受け皿などに落として潰す
ダントツの粒剤を使用するのも良い

・肥料

基本、花後のお礼肥まで与えなくて良い
フロリバンダなど花の形に関係ないものは早めに与えても良い
HTは5月開花になってから有機系なら与えても良い

・かん水

基本、庭植えは不要
鉢は2~3日に1回

※3月の手入れのポイント
 3月に入ったら蕾の周りの副蕾を取る
 花を咲かせる本数と芽をコントロールする 


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『ベランダ栽培について』


講師 上村洋司 川添敬子 青柳陽子

テーマ別講習会では会員の皆様がベランダで育てているバラ栽培のポイントなどを
質疑応答形式でお話ししていただきました。 
皆さんベランダならではの消毒のやり方、水やり、肥料、土の処分などいろいろと
工夫をされていて良い勉強になりました。

 

(3月は能見は担当しました。)