月々の手入れ『4月のバラの手入れ』
2,芽欠き:芽の伸長を確認してから芽欠き
3,病害虫防除:薬剤濃度は葉の成長に合わせる
4,潅水:乾いたらたっぷりが水やりのコツ
5,新苗の植え付け:4月が最期
※根・茎・葉への養分の流れについて説明
2,芽欠き:芽の伸長を確認してから芽欠き
3,病害虫防除:薬剤濃度は葉の成長に合わせる
4,潅水:乾いたらたっぷりが水やりのコツ
5,新苗の植え付け:4月が最期
※根・茎・葉への養分の流れについて説明
講師 江上 志郎司
芽欠きと切り戻し 薬剤散布 潅水のタイミングについて説明
頂芽優勢摘芯(ピンチ)ブラインド出開き一茎一花栄養成長生殖成長枝変わり赤玉土一番花返り咲きサイドシュート四季咲きシュラブ
以上の表題にて興味深い説明講習が行われた。
講師 江上 志郎司
イー1 夏剪定と冬剪定の違い
イー2 剪定の目的
ロー1 塾枝と未熟枝
ロー2 枝の切り方
ハ 鉢植えの剪定
ニ スタンダードの仕立ての剪定
ホ 「考察」バラ剪定の重要性
1、頻度と量
以前恒例になっていた、お庭拝見を5月実施する話し合いを行った。
今回は貸し切りバスを利用して、日本経済大学・石橋文化センター・ローズヒルあまがせ 3ヶ所を5月11日(日)に実施で決定した。
1,鉢替え・鉢増し・露地植え大苗の植付、移植も12月が最適期
2,病害虫対策:ハダニやカイガラムシ・黒星病菌・うどんこ病菌の越冬を許さない
3、元肥:有機質肥料を施す
4,潅水:冬でも乾いたら午前中に潅水
5,挿し木(寒差し)
6,つるバラの誘引・剪定
上記の内容にて講習が行われた。
1)すでに根をもっている台木に活着させるので、挿し木や取り木とは発根力が違うので、後の成長スピードに差がでる。
2)同じ品種(クローン)で多くの苗を作る事が出来る。
3)丈夫に育つので、病害虫に対する被害が少なくてすむ。
4)成木があり技術を習得すれば、自由に繁殖させられる。
切り接ぎ法
割接ぎ法
腹接ぎ法
剥ぎ接ぎ法
芽接ぎ法(T字芽接ぎ)
1)穂木を作成し台木も切り下げ形成層を合わせて素早く固定する。穂木の乾燥に注意。
2)用土は肥料を入れない。
3)保湿は必要だが、始めは多潅水にならないように。台木の根腐れの原因になる。
4)温度を20度程度になる太陽に当たるところに置く。暖房の風は注意。
5)切り接ぎの時期は12月~2月で、穂木の芽が動いていない状態なら接げる。
【接木時】
【カルスの癒着】 (接木後 2週間~3週間頃)隙間を埋めるようにカルスが抱合する
【連絡形成層の分化】(接木後 3週間~4週間頃)形成層を結ぶ連絡形成層が分化
【完全な活着】 (接木後 4週間~5週間頃)通道組織を通してしぶに養分が送られる
ニューメデールを使用して固定と保湿
講師 江上志郎司
開花後の11月の手入れと鉢替え・鉢増し実習が行われた。
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1,剪定後の手入れ:剪定前後の対応
2,病害虫防除:新芽が伸びだす頃に病菌や害虫も増える
3,施肥・水やり:元肥を与えてあれば追肥原則不要、鉢栽培は定期的な置き肥
4,鉢増し:8号鉢より10号鉢へ
以上の項目内容にて詳細に説明が行われた。
- 枝が硬く自立し、樹高が0.9~1.2mに伸び、FLに近い樹形となる
- 樹形が強く、ブッシュより栽培しやすい
- 冬季にブッシュと同じように短く剪定すると、ブッシュと同じように咲かせられる
- 多くは自立に向くが、ツル仕立てとして扱う場合は、段剪定すると美しく咲きそろう
用途
- 多くの窓辺や玄関、アーチやオベリスク、トレリス、低いフェンスに
剪定誘引
- 樹高が1.2~1.5mに伸び冬に短く切って四季咲き性バラのようのも出来るが、秋は枝が伸びる傾向にあり、ツルバラの様にも仕立てられる使い勝手の良い品種群。花後は枝ごとに四季咲きのバラと同じように剪定する。
- シュラブの中では、このタイプが最も多く、小型のツル仕立てに向く。
用途
- 壁面、高めのアーチやオベリスク、フェンスに
剪定、誘引
- 樹高が1.5~2m以上に伸び、冬に短く切って四季咲き性バラのようにも出来るが秋は枝が長く伸び、ツルバラの様にも仕立てられる品種群。夏剪定はブッシュよりも2週間程度早く行う。
無農薬でもほとんど病気が出ない驚くほどの耐病性をもつバラ
- 半年の一度、冬・夏の剪定後に薬剤散布をすれば綺麗な姿を維持する。
- 細かなことを気にしなければ無農薬でも十分育てられる。
無農薬でも育つとれも丈夫なバラ
- バラの生育期間中(3月~11月)に月1回の薬剤散布するか、年数回剪定後の薬剤散布すれば、1年を通して綺麗な姿を維持できる。
時々の薬剤散布で育つ丈夫なバラ
- バラの生育期間中に、月2度の適切な薬剤散布すれば1年を通して綺麗な姿を維持できる。葉を落としたとしても樹勢により枝を伸ばし、繰り返し咲く。
定期的な薬剤散布で良く育つバラ
- バラの生育期間中に、月3度の適切な薬剤散布すれば1年を通して綺麗な姿を維持できる。黒星病によって葉を落としやすいバラが多い。
- 多くのHTやFLがこのタイプ
定期的な薬剤散布で良く育つバラ
- バラの生育期間中に、月4度の適切な薬剤散布すれば1年を通して綺麗な姿を維持できる。中には、樹勢が弱いのに蕾をつけすぎて樹勢が弱いバラがある。こうしたバラはソフトピンチが効果的。
- 一部のHTやFLがこのタイプ
講師 江上 志郎司
高温で特にダニが多く発生して葉を落とす原因になります。
夏は高温で薬害が発生しやすいので、夕方 日が陰って温度が下がってから散布しましょう。
特に鉢は夏水切れしないよう、朝夕 毎日潅水を十分行ってください。
秋の開花剪定前に敵蕾を兼ねたピンチや不要な枝を整理する整枝作業に努めましょう。
9月上旬~中旬に掛けて、遅咲き品種→遅咲き品種の準に剪定して開花時期を調整します。
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1,病虫害防除 ハダニ退治と黒点予防
2,施肥 夏の元肥入れ
3,マルチング
4,鉢バラの暑さ対策
5,潅水 水切れに注意
以上に内容について講習が行われた。
- 混用順番は「テ・ニ・ス」で行なう!!
⇒展着剤(テ)⇒乳剤・液剤(ニ)⇒水和剤(ス)
- 農薬の使用者が守るべき事項
- 農薬中毒の予防
- 農薬ラベルの見方
- 農薬登録の農作物の分類
農薬の特徴を把握して使用する
- 効果発現のスピード
⇒速効的、遅効的
- 薬剤移行性
⇒浸透性、浸透移行性、根部からの吸収移行性
- 薬剤効果(殺菌剤)
⇒予防効果、治療効果
- 加害痕による薬剤選定
⇒食害性害虫、吸汁性害虫
- 別系統の薬剤との『ローテーション散布』に心掛ける
IRACコード 薬種の系統区分