月々の手入れ『1年間のまとめと反省・整枝と元肥入れ』
講師 星隈 秀雄
秋の開花も終わり、1年を振り返る時期です。
春から現在までバラがどうだったでしょうか。? 良い花は咲きましたか。?
- 潅水
- 病害虫(消毒)
- 施肥
- 剪定時期
などの項目に分けて検証しましょう。
バラは12月からスタートです。計画を立てて生かしましょう。きっと良い花が咲くと思います。
土壙栽培の方は、この時期土壌分析に出して、内容を参考にし、12月の施肥で土壌改善しましょう。
整枝作業
この時期に行うのが良いと思う。
秋花の状態を記憶しいるので、切除する枝が分かりやすい。
12月には施肥作業で根を切るので、バランスが保たれる。
12月の施肥の際、障害になる枝が少なく作業がやりやすい。春花の為の剪定が楽。
冬の元肥作業
休眠期なので多少根が切れても問題はありません。
出来るだけ株元から30cmは離した位置を30cm位深く耕し、肥料と堆肥を攪拌し、表土が雨で叩かれても固くならないよう、上にマルチングを施せれば申し分ありません。
肥料の量は、各土壌の状態が違うので各自で調整してください。
ちなみに私の所は、長年の蓄積で燐酸と加里が過剰なので、窒素分を主体とした有機肥料を施してます。
本日、植物園のばら園にて、福岡バラ会のばらで実習します。
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『座談会』
今回は、来年度配布苗の検討が行われた。
下記6品種に決定した。
- シノブレド
- みわく
- パパメイアン
- 初恋
- みつえ
- レディラック
上記穂木用枝を次回12月の定例会時に依頼者は持参する事。
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『元肥入れ ばら園にて実習』
講師 星隈 秀雄
福岡植物園のばら園(福岡バラ会)にて実習が行われた。
要らない枝などの整枝作業が行われた。
もうこの時期には、勢いが良く充実した枝は赤く焼けた色に染まっていた。
回りを円形状に掘り、堆肥と肥料を入れて攪拌し埋め戻した。
後は、堆肥にてマルチングが施された。