月々の手入れ『大苗の植付、移植、つるバラの誘引』
講師 星隈 秀雄
12月は気温も下がり、元肥を入れたり植付や移植の適期です。根は少々切れてもかないませんが、根を乾かさないように行ってください。
当初植え付ける際、多肥と寡肥や寡潅水など、グループ分けして植えて置くと移植する必要はありません。
もし植付や移植する場所が以前バラを栽培している所に植付するなら、新しい用土を客土して植えてください。連作障害(嫌地現象)を起こさない為です。
私は植付1ヶ所に赤玉小2袋を客土に使用しています。
植付場合60×60×60センチ以上耕し植えます。大きい方が後々の成長を考えると好ましいようです。植え付けた後、株下を掘る事が出来難くなります。最初の植付が肝心です。
ツルバラの誘引は折れにくい12月が適期です。1月までには行いましょう。
古い老化した枝は除去し、新しく伸びたシュートは先端を約30センチ切って横になるように誘引します。
新しいベイサルシュートを地面に低い曲げて横に誘引し過ぎると老化枝に早くなりますので注意してください。
1月は寒くなりますので、12月の暖かな日の作業をお勧めします。
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『座談会』
2つのグループに分かれて座談会を開催した。
『鉢栽培について(植え替え)』
講師 江上志郎司
12月の手入れのポイント、培養土の調合例、鉢の植え替えの実演が行われた。