2023/05/31

5月 講習会

月々の手入れ『開花後の手入れ』

講師 星隈 秀雄
(「月々の手入れ」p7~8参照)
5~7月は植物の成長するのに最適

1.花後の手入れが重要

・咲き終わりの花柄はむやみに地面に捨てない。アザミウマの幼虫が花に多くいる。
・今からの手入れでどれだけ多くの葉を残せるかが、今年の秋と来年の花に影響する。

2.肥料と水の因果関係

・肥料は水がないと効き目が出ないので、お礼肥として液肥をやって直ぐ肥料を蒔いても良い。
・鉢は毎日潅水する状況ですが、週に1回は液肥をやり、置き肥をしても構わない。

3.薬剤散布

・病害虫を出さない。黒星病やうどんこ病に掛かった葉は全摘し、薬剤散布を3~4日間隔で実施する。
・特に黒星病とハダニは葉を落とし、株全体の成長が止まるので十分注意したい。多発しないよう予防消毒にこころ掛ける。

4.シュートの処理

・採花枝の一部は2番花を咲かせて楽しみたい。
・庭で咲かせ花だけを切った枝は次の枝(シュート)の発生に利用したい。枝の1枚葉3枚葉5枚葉の上から芽が出てくるが全部摘み取って、下からの途中シュートやベイサルシュートの発生を促す。
・1段目のシュートは5枚の葉が確認出来れば早めにソフトピンチする。2段目からは6~7枚の葉が確認出来れば早めにソフトピンチする。3段~4段で止める場合は先の蕾がほうき状になってピンチする。

 

1段目のソフトピンチ前の状況
1段目のソフトピンチ後の状況





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『座談会』

今回は単に2班に分かれて行われた。

・新しい会場での開催142回春のばら展の反省会を実施。143回秋のばら展に改善点が話し合われた。

・福岡バラ会のホームページの更新について
ばらをこよなく愛する(会員のばらを個人別に紹介)の現在掲載中会員の更新や新規会員の個人別紹介の新規作成を行う。
今後、写真を撮りためて、森・星隈・青柳に送付することにした。




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『鉢栽培について』

講師 江上 志郎司

  花後の剪定と病害虫予防













(5月は永嶋が担当しました。)

2023/04/15

4月 講習会

 月々の手入れ『開花前後の手入れ』

講師 星隈秀雄

1,良い花咲かせる手入れ

・早めに芽欠き、副蕾と脇芽をとる事(毎朝欠かさず)



(写真は副雷を取り除くのが遅くなってる例です。)

2,薬剤散布

・薬害防止の為、1.5~2倍ほどの薄い液で、うどんこ病・べと病などの対策をする。

・ゾウムシ(3mm程度)の被害が多い時期。薬剤が効きずらいので捕殺する。症状としてバラの穂先が縮れたり、垂れ下がったりする。黒い小さな斑点部分に卵を産み付けるので切り取り圃場に捨てず処分する。


・ アザミウマ(スリップス)対策として蕾が見え始めたら薬剤散布を上からも掛ける。

3,潅水 

・地植えは必要無し

・鉢植えは土の表面が乾き次だい与える 。

4,5月開花後の手入れ

・お礼肥を与える。今から新しい枝が出て樹形形成に大切な要素である。

・液肥(速効性)+緩効性肥料を同時に与えて良い。

・コンテストなどで花枝を長く切り取った時は、樹形に残る葉数が少ないので、樹形が回復するまで2番花は咲かせない。

・ベイサルシュートや途中シュートが出始めるので、早めにソフトピンチを行い秋開花用剪定枝の充実化を図る。
 

(4月は永嶋義範が担当しました。)


3月 講習会

 3月 講習会(今回から新しい会場(ボタニカルライフスクエア)で行われた)

月々の手入れ 春花枝の仕立て方』

講師 星隈 秀雄
(「月々の手入れ」p5~6参照)

Ⅰ.花枝を仕立てる手順

1. 切り戻しと芽欠き
・上部の芽の伸びが悪い場合は、下の良い芽まで切り戻す。
・副芽は早めに取る、頂芽が10cm~15cmまでが限度である。特に節のところから多くの芽がでるので注意する必要がある。
2.不良枝などの処理
・出開き、ブライドは取り除く。
3.花枝の整理
・庭バラや飾り花として咲かせる場合は、残した芽の全部を伸ばして花枝にして咲かせてよい。
・コンテスト花として咲かせる場合は、花枝の1本を摘芯して減らす。そうすることにより残した花枝が太くなる。
・主蕾と副蕾があるので副蕾は取り除く。

Ⅱ.良い花枝の仕立て

・副らいや脇芽は取り除く。
・コンテストに出す場合は、傾いた花枝や葉は直す。なお、花茎を直おす場合は、添木をクイックタイで固定するよりも、ラセン条に巻く方が良い。固定すると逆に曲がる場合があるので注意する。

Ⅲ.薬剤散布

・4月上旬から1.5~2倍ほど薄い液を7~10日ごとに散布する。中旬以降、開花前までは通常の濃度で同様に散布する。

Ⅳ.施肥

・開花するまではしない。5月にお礼肥を与えること。今の時期に与えると花があばれる。
・できるだけ木に葉を残すようにする。葉がないと木が弱る。

Ⅴ.かん水

・4月中旬までは降雨量も考えて過不足にならないように与える。下旬からかん水量を減らし、開花の2~3週間まえには中止する。なお、鉢植えは表面が乾いたら与えるようにするが、勢い良く水を与えると、水みちが出来ることがあるので注意する。

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『座談会』

今回は単に2班に分かれて行われ、今後のバラ展が新しい会場での開催となるため、新しい会場での開催レイアウト案について説明があり、今後意見を募り詰めていきたいとの協力依頼があった。また、次回バラ展では香の花のコーナーを設ける予定なので花の持ち寄り依頼もあった。


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    『鉢栽培について(新苗の育て方)』

講師 江上 志郎司

1. 薔薇の分類

・薔薇の分類として、年代による薔薇の分類(オールドローズ、モダンローズ)、系統別分類(ハイブリッド・ティーローズ等)、樹形による分類(ブッシュ・ローズ等)、そして花形による分類(剣弁高芯咲き等)があるとの説明があった。説明の中で、次の2点が印象に残りました。
・現代バラの母と呼ばれるナポレオン1世の皇后ジョセフィーヌは、皇帝の館マルメゾンに専門家を集めバラの改良を進めなど現代バラの誕生に最大の貢献者として活動した。皇ナポレオン没後そこで働いていた専門家たちがそれぞれ故郷に帰り現代バラの改良・育種が進められた。
・イングリッシュローズは、デリバールと同様に商標登録された名前の1つであり、分類としてはシュラブ・ローズにはいる。

2.新苗の育て方

・それぞれの環境に合わせて形は変わるが、基本は1つである。毎年きれいな花を咲かせるには、「肥料、水かけ、消毒、ピンチ、芽欠き、剪定」について基本的な知識が必要である。これらの知識は、1年間新苗を育てることで概ね吸収することができる。
・苗は、節間のつまった、健康な苗を選ぶこと。
・鉢は、7号~10号排水性の良いスリット鉢やバラ専用鉢が良い。
・用土は、保水性、排水性、通気性及び保肥性に優れた土(土の構造が団粒構造)
※市販のバラ培養土を使用する場合は、赤玉土(中、小粒)を3~4割程度混入すると良い土になる。
※オリジナル培養土(基本素材)の場合は、赤玉土を50%以上使い、有機繊維質(堆肥、腐葉土)及び軽石(鹿沼土、ボラ土(日向土:商品名)を使用する。
※日本は、多湿になることが多いので特に通気性が大事である。植込時に余分な力を入れないようすること。
・鉢の置き場所は、日当たり・風通しが良いところ。但し、直接土やコンクリートの上には置かないようにする。
・固形肥料は、植付10日後から月に1度規定量を与える。液肥の場合は、根が未だ動かないので、植付後20日程(2~3週間後)してから与える。
・水遣りは、朝の涼しい内に鉢の表面が乾いたら、たっぷりと与える。バラの根は、乾湿を繰り返すことで生長する。与えすぎると成長を妨げる。
・消毒は、残念ながらHTの栽培に欠かせない。7日~10日間隔で予防薬を散布し、うどん粉病等に罹患したら治療薬を散布する。

3.新苗の植え付け実習

講師オリジナルの培養土を使用して、7号鉢と10号鉢にペットボトル3本を入れた2ケース行われた。鉢の底の方に粗めの土を入れるため、培養土を混ぜながら粗めの土を分離する方法の実演や、ウォータースペースが、自分で行うより深めの5cmほど取られていることが印象に残りました。

 

 

(3月は野田が担当しました。)

2023/03/01

2月 講習会

『剪定後の手入れ 切り戻し 芽欠き』

講師 星隈 秀雄
(「月々の手入れ」p3~4参照)

Ⅰ.HTの花枝の仕立て

1.切り戻し
・剪定後思い通りの芽が出ない場合があるので、その場合は下の方にある良好な芽のところまで切り戻すこと。
2.芽欠き
・途中で芽にアクシデントが起きる場合等があるので、最初から残す芽の数を絞り込まずに予備の芽を用意しておくこと。
・3月中旬になると1cm程芽が伸びるが、主芽の横に副芽が2つ程出てくるのでその副芽は欠き取ること。
3.花枝の整理
・庭バラや飾り花として咲かせる場合は、残した芽の全部を伸ばして花枝にして咲かせてよい。
・コンテスト花として咲かせる場合は、花枝の1本を摘芯して減らす。そうすることにより残した花枝が太くなる。
・主蕾と副蕾があるので副蕾は取り除くこと。
・花芽が付いていない(ブラインド)枝があるので取り除くこと。但し、ゾウ虫により花芽が落ちてしまった場合がある。薬では駆除が難しいので、手で摘み取り駆除すること。
・芽欠きは、葉がある程度成長した段階で邪魔になる葉を取り除くこと。

Ⅱ.HT以外の芽欠き

・原則としてする必要は無い。

Ⅲ.薬剤散布

・芽が出始めた頃は葉が柔らかく、色も赤っぽい。ワックスがかかった様な状態だが、薬害が起こり易い。3月末~4月頃に薄めの薬剤散布を行うこと。

Ⅳ.施肥

・元肥を与えていない場合は早めに与えること。肥料は寒いときは効かない。気温が上がると分解されて効果が出てくるので未だ間に合う。

Ⅴ.かん水

・地植えは必要ない。鉢植えは過湿にならないように、土が乾いたら与える。

Ⅵ.植穴の準備

・4月になると新苗を植えるので土が落ち着くように早めに植穴を用意する。

 


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座談会

今回は単に2班に分かれて行われた。私が参加した班では、新入会員からの種々の質問(芽欠きの方法等)に対してベテランの会員から説明が行われ、各人の疑問点の解消につながった。
















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『バラのガーデニング』

講師 吉田 博美

1.草花とバラの庭

・吉田先生の庭では約200種のバラを植えている。バラの根元が寂しい状態を解消するため、通路の両側の株元に、1年を通して花が楽しめるように約30種の1年草や宿根草を写真で紹介しながら説明があった。
・1年中草花を植えていると、下草取りにより害虫を防除することと矛盾するようだが、6月~10月には株元にはあまり生えていない状態となるので心配はない。
・従って、肥料は、株元を掘り込むことはしないで、2回/年ほど上から撒き、強めの散水を行い、その上にチップを5cm程の厚さに敷き詰めている。チップ材は年間100トン程使用しているが、チップ材は時間とともに堆肥化し、土はふかふかの状態となっている。
映像ではあるが、素晴らしい庭を拝見することが出来た。少しでも自分の庭に生かせたら良いのにとの思いに駆らながら講義を聞いていました。

2.カノコユリについて紹介

・宗像市の花であるカノコユリについて普及活動に取り組んでいる旨の説明があった。また、吉田先生が採取し加熱処理した種の配布があり、併せて配布された「宗像市の花カノコユリの里づくり」の中に記載されている栽培方法の説明があった。数年前に種の配布があったが、自宅で撒いて芽が出た後、早めに植替えをしたために失敗した苦い経験がある。今回は球根が成長するまで植替えをしないようにしたいと思いました。

3.今人気のバラの品種とその特徴

・雑誌(ニューローズ)で紹介された19品種のバラについて、取り扱われた店舗の数によりランク付けし、品種名、系統、耐病性、育成者、国、発表年、草丈、花径、花色、花形、香りについて一覧表に整理した内容について、人気が高い順に写真で紹介しながら説明があった。その特徴としては、病気に強い品種が人気があり多く取り扱われているとのこと。従って、この一覧表の中から色、香り、耐病性等 を参考に選んで育成することも1つの方法である。吉田先生は19品種中、17品種を育てているとのことでした。
・草丈が1.2m以下のバラ(四季咲)はHTと同様に取り扱って良い。1.2mを超えると草丈が長くなるので、植える場所を考えること。
・バラの育ちが悪いときは、花が咲かないように蕾を取ってしまうこと。
・一覧表に記載されている育成者の木村拓功さんは、ユーチューブで情報発信しているので参考にされたい。

 

今まで初めて聞く情報であり、今後の品種選びにとても参考になりました。






(2月は野田が担当しました。)

2023/01/28

1月 講習会

 『春花の剪定』

講師 星隈 秀雄
(「月々の手入れ」p1~2参照)
・立春になると根が動き出す。地植えの場合、芽より先に根が動き出し白根が出てくる。そうすると樹液が流動し始める。剪定は2月初旬~中旬が適期で、剪定後しばらくすると、2月末~3月には芽が出てくる。剪定をしないと全ての芽が動き出す。

 

Ⅰ.HTの剪定

1.剪定に関する留意事項

・剪定をしないと株全体が盛り上がってしまうので絞り込む必要がある。
  • 強剪定:枝の高さを低く枝数を少なくし、新しい枝(ステム)を伸ばす。
  • 弱選定:上記の逆で、悪い点は株の下部が木化することである。木化すると新たなシュートが出にくくなるので、新しく出る枝の樹液の流れを良くし株を元気にすること。そうすれば、木化の下からシュートが出てくるのでそのシュートを育てること。
  1. 秋バラは剪定時期によって咲く時期がずれるが、春花は剪定が1カ月ずれても咲く時期は1週間も違わない。
  2. 2年以上経過していても老化していなければ残してよい。また、剪定を1回で行う人もいる。5枚葉が上から1~2枚より上では残していても直ぐに芽が動いて花が咲くのでそこより下で、シュートの付けねから10cm~20cmの間ぐらいのところで剪定する。
  3. カチンと音がするのは株が充実し木質部が厚くなっているからである。
  4. 樹勢が強い品種は、深く切ると暴れる場合がある。ただし、あまり気にする必要もない。
  5. 剪定時期は、自分は2月10日頃剪定している。

 

2.剪定の要領

(1)剪定

・どの枝が丈夫で強くなっているか見分けること。秋にシッカリと咲いた枝は良い枝である。
・剪定を繰り返していると年々剪定位置が高くなってくるので、下げる努力をすること。
・古い枝の下の方(木化した部分)にも芽が残っている。以前、葉が付いていた所には線が残っている。その線の上に芽が残っている。
・秋より春の方が花の数は減る。
・強剪定をするとシュートが出やすくなる。

(2)剪定位置

・芽が伸びる方向を考え枝が交差しないように選ぶこと。
・横張り性の品種では内芽で切った方が真っ直ぐに伸びる。
・鉢植えは、株元から20cm位の高さで切り、ミニバラでは3cm位出ていれば良い。
・ハサミ、革手袋、ノコギリ、トップジンMペースト(大きな株の切り口に使用)を準備する。

 

Ⅱ.HT以外のバラの剪定

1.FL(フロリバンダローズ)

・自分の場合は強剪定を行っている。弱剪定の場合は、1つの枝に咲く花数が少ないが、強剪定では1つの枝に10以上の花が咲く。脇からも芽が出てくる。株を全体的に見れば、強剪定と弱剪定では花の数はそう違わない。

2.Min(ミニチュアローズ)

 ・細い枝を残しすぎないように強剪定する。

3~5.S(シュラブローズ)、ER(イングリッシュローズ)、OR(オールドローズ)

・品種によって剪定方法が異なるので注意すること。

6.CL(クライミングローズ、つるバラ)

・早め(12月頃)に剪定すること。その方が曲げやすい。

 

Ⅲ・Ⅳ.施肥・かん水

・しない。

 

その他

・鉢植えは、12月に鉢替えを行うと芽が動くので、本剪定する位置より上でカットし、鉢替え後に本剪定を2月に行うこと。
・ナックルカットは、拳状のふくらみにある副芽のすぐ上で切るが、その場合、芽がいっぱい出てくるので芽かきを行うことが重要である。

 



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『座談会』

今回は単に3班に分かれて行われた。私が参加した班では、各会員からの種々の質問(鉢替え後の肥料のやり方、消毒薬の種類、消毒液の散布方法、ツルバラの誘引等)に対して副会長から説明が行われ、各人の疑問点の解消につながった。




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『バラ園にて剪定実習』

講師 星隈 秀雄

植物園内に福岡バラ会で管理しているバラ4株を対象に実習が行われた。

・バラの種類は、HTとFuの2種類で1本ずつ説明と実習が行われた。

・まず、勢いがある枝、勢いが弱い枝そして他の枝の邪魔になる枝の見分け方及び良い芽の見分け方の説明があり、その後勢いがある枝だけ残し、ひざの高さの位置で剪実習が行われた。

・剪定に併せて、枝の充実具合の実例として、切断面を見せてもらい木質部の充実状況を見ることが出来た。

・古い株などの木化しているところでは、以前葉が付いていた跡が線状に残っている実例を見せてもらい、その部分に未だ芽が残っているのでそこの上で剪定すると芽が動き出すとの説明があった。しかし、いざ実際に自分で剪定するとなると、実行できるか自信がないように思った。

・福岡バラ会で管理しているバラの周辺には、植物園で管理しているバラが沢山あり、既に選定作業が終わっている状況を観察して、枝の残し方、剪定位置等について多くの改善点がある旨の説明があり大変参考になった。

 





(1月は野田が担当しました。)

2023/01/16

12月 講習会

 『冬の手入れ、植え付け・移植、冬季消毒』

講師 星隈 秀雄
(「月々の手入れ」p25~26参照)
バラの栽培の1年は12月からスタートする。昨年1年間の手入れを振り返って今後の栽培計画をたてること。

・元肥入れ

できるだけ早く入れること。2月に入ると根が動き出すのでその時期の作業は根を切ることになる。従って元肥入れは早いほうがよい。また、肥料が土と馴染むのに時間がかかることも元肥を早く入れる理由の1つである

・植え直し

赤玉土を1~2袋入れて新しく土を作って植えること。(沖縄では冬が無いので株が休眠に入らない。従って移植が難しい。)

・大苗の植え付け

できるだけ植え穴を深く掘り植えること。植え穴が浅いと後々の成長に影響する。

・鉢の土替え

鉢植えも場合も土の入れ替えが必要である。

・つるバラの誘引と剪定

枝を地面から1mより低く曲げ下げすぎると養分が揚がらず、上に伸びた枝のほうに養分が回るのでその枝は1年程しか持たない。そういう枝はノコギリ等で切除する方がよい。
途中シュートが出ている場合、その先端20~30cm程切って誘引すること。

・薬剤散布

足下の表皮部分にダニが潜んでいるので、古い皮を剝離して石灰硫黄合剤等を散布すること。

・かん水

地植えではかん水は不要。鉢植えは過湿に注意して、土が乾いたら与えること。


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『座談会』

今回は出席者が少なかったため、新人とそれ以外の2班に分かれて行われた。私が参加した班では、会長から今後のバラ会の運営、例えば「お庭拝見」等について出来るだけ皆さんの意見を反映した内容としたいとの意向表明があり、意見交換が行われた。主な意見として「お庭拝見」については公園ばかりではなく、個人のお宅についても候補として欲しいとの要望があった。
また、福岡県内だけでなく、佐世保、佐賀、熊本の個人宅を拝見も有りとの意見がありました。


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『接ぎ木 切り接ぎの講義、実習』

講師 吉田 博美

・今年は台木の成長が悪く50本しか持参出来なかったとの事でした。台木は売っていないので自分で作ることをお勧めする。
私は野ばらの実(ローズヒップ、各人にローズヒップが配布されました)を
11月~12月に採取し、実の部分を水洗いし中の白い種を取り出す
1月~2月まで冷蔵
3月にパーライト等を混ぜた土に播種
6月移植
12月堀り上げ、もみ殻等を上にかぶせて根の部分が3cm程伸びるようにする。
この様な手順で台木を作っている。(台木の養生状況の写真)





・台木の根の長さは7~10cm程度とし、上部は台芽が出ないように根だけとする。

・台木を輪切りにすると外皮から1mm~2mmのところ師管と導管に挟まれた形成層(成長のもととなる分裂組織で、新しい細胞を作り出しているところ)がある。接木をするときに、台木と穂木が活着するためには、両者の形成層をあわせてつぐようにする必要がある。

・台木は、先端を斜めに一部切り取り形成層が見やすくし1.5cm程形成層に沿って縦にナイフを入れる。この時、切り口がデコボコにならないように注意すること。

・穂木は、斜めの切り落とし、さらに芽の下1.5cm以上形成層が出るようにそぎ取る。

・次に両者の形成層が接するように台木の切り口にシッカリと差し込む。両者の形成層は片側だけでも接していれば良い。

・テープ(メデール)で台木と穂木を巻いて固定する。穂木は乾燥を防ぐため穂木全体をテープで巻き上げる(上部の断面含む)。芽が動き出すとテープを突き破って出てくるので心配ない。

・最初は気温10℃程度の室内等に置き根が動き出すのを待つ。最初から気温15℃程度の中に置くと根より先に芽が動き出し失敗する。1月~2月頃には家の中の日当たりの良い所に置く。約2か月後には芽が伸張するので約7週間後に4号ポットに植え付ける。

・2月いっぱいまでは接ぎ直しできるので失敗を取り戻すことが出来る。私の接木の成功率は約80%で、接ぎ直しを入れると約90%である。

・ツルバラの根も10cm程度あれば台木として使用可能である。出来れば先端の方が若いので接ぎ効率が高い。

・この他、スタンダード仕立てとする方法として、野バラのシュートを取ってきて挿し木し、先端に穂木を接木する方法がある。そのほか、他のバラのシュートを利用して先端部に穂木を接木することも出来る。この場合接ぎ終わったらシュートの根に近い部分の皮を剥いで土を被せておくとその部分から根が出てくる。根が出たらカットして植木鉢等に移植することでスタンダードが出来上がる。

・この後、接木の実習があり、皆さん好みの穂木を選んでとても熱心に接木に取り組んでいたのが印象的でした。そして私も、自分で苗木を新しく作るという経験は何度やっても新鮮で興味深くとても楽しいものでした。



(12月は野田が担当しました。)

2022/12/24

11月 講習会

『1年間の反省、来年度の計画、植付』

講師 星隈 秀雄

〇秋ばらの反省(「月々の手入れ」p22参照)

・大事なことは、その木が丈夫に育っているかである。土の状態が良いと少しずつ丈夫になっていく。
・葉が落ちると木が弱るので、葉を出来るだけ残すようにすることが重要である。
・葉が落ちた場合、出来るだけその原因を突き止めること。葉が落ちる主な原因は黒星病とダニによる場合が多い。
・ダニが発生すると枝の割れ目などに生息し、温度が下がってくると木の根元に降りてきて、表皮の割れ目で越冬する。このため、少し濃い薬液でもいいので今の時期に駆除しておいた方が良い。また、寒くなってからは根元を中心に石灰硫黄合剤を散布すると良い。

〇今後の栽培計画(「月々の手入れ」p22参照)

・植え床、植え穴等の準備をする場合、後の管理を考えて株と株の間を1m程の間隔を取るようにすること。冬の元肥を入れる場合、耕作幅として30~ 40cm程は必要となるので、株の周り30cmより外側を掘り返すことを考えると1m程の間隔が必要となる。
・12月がバラ栽培のスタートなるので1年間の手入れを振り返り、今後の栽培計画を立てること。

〇花後の手入れ、1年間のバラ栽培のまとめ(「月々の手入れ」p23~24参照)

・12月に元肥を入れる作業を行い易いように不要な枝や弱小な枝を除去しておくこと。また、元肥を入れる作業を行うと根を掘り返すことになるが、上述の様に枝を除去しているので根を切っても問題は無い。
なお、植え替えする場合は、2/3程度を剪定すること。

・かん水

地植えでは必要無い。鉢は冬でも乾燥するので、土が乾いたら与えること。

・お礼肥

春には与えるが、秋にはあまり必要ない。

・薬剤散布

病気等の発生が無くとも1回ぐらいは予防薬や殺虫剤を散布すること。病気やハダニが発生していたら治療し越冬しないようにすること。

・植え穴、植え床の準備

植え込み作業前に出来るだけ深い穴を掘り堆肥、油かす、骨粉などの有機肥料などを入れ土と混ぜておくこと。
堆肥は土壌を改良し、土をふかふかの状態にする作用がある。
堆肥の種類としては、バーク堆肥や牛糞堆肥などがあるが、堆肥は量を多く与えるので入れすぎると肥料効果が出る。肥料分が少ない堆肥の方が扱い易い。牛糞堆肥の場合はアルカリ度や塩分が多いので注意する。
肥料よりも堆肥の方が重要である。土壌が良くならないと肥料の効きが悪い。

・土壌検査

検査を行うと施肥量の修正がやりやすくなる。勘で適当に施肥を行うと肥料が残って蓄積され肥料過多の状態となる。最初の段階では肥料を入れる必要があるが、続けていくと窒素は途中で土壌から次第に無くなっていくが、リンとカリは土壌内に残り、リン酸過多になりやすい。農協で1ヶ月程かかるが、1回2,000円程度で行ってくれるのでお勧めする。
塩基置換容量というのがあり、数値として30くらいが欲しいところである。値が大きくなると土が肥料を持ちこたえる力が大きくなり体質が強化され育てやすくなる。この値は堆肥を入れ続けると次第に大きくなっていくが、数値を1上げるのに1年近くかかる。他の方法としてゼオライトを入れてやると値が上がる。
この他に、微量要素として、マグネシウム、カルシウム、鉄、マンガン等を少量入れると良い。(「月々の手入れ」p35参照)

〇その他

・若い枝を出させていい花を作ること。バラは、先端しか成長点が無いので、出来るだけ低く剪定すること。
・自分は、元肥入れの作業は1月は寒くなるので年末までに作業を行っている。
・鉢植えの植え替えは、12月に行っても良い。ただし上部は剪定すること。
・秋の剪定したシュートに鉄不足の場合は葉脈に症状が現れる。鉄(キレート鉄3000倍)を与えると1ヶ月かかるが治る。
・マグネシウムが不足すると、木の下の方の葉にあるマグネシウムが移動して、葉の回りが黄色くなる。この場合、マグネシウムを与えても下葉の黄色くなった葉は治らない。
・不足要素を与える場合、根から吸収されにくいので葉面散布で行った方が良い。




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『座談会』


今回も3班に分かれて、各人が抱えている課題等について話し合いが持たれた。
今回から新しい場所での開催となったが、今までより少々狭く隣の班の声が交差し、やや聞きづらい状況が見られた。4月から新築の場所に移転するのでそれまでの辛抱だろうと思いました。




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『元肥入れの実習』(バラ園にて)

講師 星隈 秀雄

・用意する材料は、4株のバラに対してバーク堆肥(コンパ)40L(10L/株)及び骨粉入り油かす2kg(0.5kg/株)
・まず今後不要となる枝を除去する。
・幹から30cm程離して回りを鍬(3本爪)でほぐしコンパ(バーク堆肥)や肥料をまきと一緒にかき混ぜる。この時、浮いた根は切除する。
・ダニは寒くなると根元に移動し表皮の隙間で越冬するので表皮をこさいだり、石灰硫黄合剤を根元にまいて駆除する。 
・この後は2月の本剪定まで何もしなくて良い。
・消毒は通常の濃度の予防薬や殺虫剤を1回/月程度散布すること。
・黒星病に感染している場合は、感染している葉を取り除きゴミ袋等に捨てること。罹患した葉が下に落ちると土に菌が入り込み引き続き病気が発生する。



(11月は野田が担当しました。)

2022/10/07

9月 講習会


 「開花前後の手入れ、花枝の仕立て、芽欠き」

講師 星隈 秀雄


〇芽欠き

・芽の中で最も良い芽を選び、その他の芽は欠き取る。

・樹液の流れが良く勢いよく芽が出る枝と、そうではない枝がある。勢いよく芽が出でない枝は来年まで残しても良い芽がでないので、先を見て判断すること。樹液の流れが良い場合、細い枝でも2輪咲かせても良い。

・芽欠きは早めに行った方がよい。

・細い枝の種類は、肥料をあまり必要としないで良い花が咲き、太い枝の種類は、肥料を多く与えても良い花が咲く。

〇わき芽・副らい取り

・花枝のわき芽や主らいのそばの副らいは、HTの場合は出来るだけ早く取った方が良い。一方、HT以外のフロリバンダ等では、わき芽・副らいを残した方が花数が増えるのでそのままの方が良い。

〇花枝・花首直し、葉の傾き直し

・葉は、枝の傾きに関係なく太陽に対して水平に成長するので、枝が傾いている場合は、修正が必要となる。コンテストの2週間~10日前には修正が必要である。

・花首直しは、成長の途中なのであまり早い段階でしない方が良い。

〇バラの保護

・台風対策では、自分は屋根の部分も含め防風ネットを張ったのでネットの中にはほとんど風が入ってこなかった。現在、周りのネットは外したが、屋根の部分は張ったままにしている。

・雨が降ると花にシミができるのでビニール袋や傘等の保護が必要である。自分は屋根にビニールを設置して保護している。

・日光(紫外線)対策として、花弁が日焼けするのを防ぐためハトロン紙の袋をかぶせて方法があるが、自分はあまりしていない。

〇施肥

・春に比べ枝葉が弱々しくみえるので、つい肥料を遣りがちだが、やらない事。代りに水を遣ること(残っている肥料が吸収される)。又は窒素分の無い液肥を遣ること。

〇灌水

・地植えの場合は、1週間に1回雨が降れば遣る必要はない。鉢植えの場合は、今の時期は毎日午前中に1回、夏は朝夕の2回鉢底から水が出るくらい灌水すること。

〇薬剤散布

・この時期になると、ダニは心配ないが黒星病が出てくるので薬剤散布が必要である。

・自分はアザミウマに悩まされている。アザミウマが蕾に入って卵を産むと対処の仕様が無いのでアザミウマが蕾に卵を産む前(花芽が見え始めたと時に入る)に蕾を中心に回数を多くシッカリと消毒するのが良いと思う。

・消毒は、葉がまだ柔らかいときは、薄めに行うこと。

〇その他

・中耕は、草を取る程度であれば良いが、根が傷むので剪定が終わったら早めにやる方が良い。

・10月になると葉が黄色くなる場合がある。こうなると光合成が落ち、治るのに1カ月位かかるので、事前にキレート鉄を入れておくと良い。その他、微量元素(Mg、Ca、Fe)は重要である。

・コンテストに出展する場合、満開状態ではなく、未だ蕾がかたい位、或いは外の花弁が少し上を向いている状態で持ってくると丁度良い。

 



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座談会


今回も3班に分かれて、10月に開催される秋のバラ展について座談会が行われた。内容は、今回のバラ展は現在の場所では最後の開催となり、次回からは植物園奥に新築される建物で行われること。バラ会も11月からは新しい建物が完成するまで植物園奥の建物内で行う旨の説明があった。その後、バラ展への参加、出展、協力等についての確認及び入園証の配布があり、その後福岡バラ会のホームページのブログへの投稿方法の説明や投稿依頼があった。





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「鉢の植え替え」

講師 江上 志郎司

〇用語の説明

鉢上げ:露地植え、苗床、挿し木苗を鉢に植え替えること。

鉢増し:根鉢を崩さず一回り大きな鉢に植え替えること。

鉢替え:根鉢を崩して鉢の大きさを変えずに古い土から新鮮な土に入替えること。

〇鉢替え、鉢増しの時期

鉢替え、鉢増しは、手術と同じようにバラにとって大きなダメージを受けることになる。従って、真夏の猛暑時期などでは葉が気孔を閉じている時間が長くなり仮休眠期に入るので、梅雨明けから8月末までは鉢増しはしないようにすること。また、鉢替えの作業では根を触るので、ダメージが少ない冬の休眠期に行うこと。


〇鉢選び

鉢選びでは、通気性と排水性の良い鉢を選ぶこと。スリット鉢は底が上げ底になっていないので直接地面に置くと通気性が悪くなる。業者では大量に使用する場合に採用しており、吊るしたり、網底にして使用している。自分は鉢を2重にして使用している。

〇バラの用土

バラの用土は、保水性、排水性、通気性そして保肥性に優れた土を選ぶこと。

市販のバラ土の場合は、赤玉土を30%ほど入れてやると良い。

自分は、自己満足ですが、赤玉土中粒(35%)、赤玉土小粒(15%)、ボラ土(10%)、バーク堆肥(20%)、牛糞堆肥(5%)、ピートモス(長尺10%)、ゼオライト(5%)を用いてオリジナルの培養土を使用している。

培養土の基本は土である。自然の土に足りないものを補給してあげるものと考えている。良かれと思って色々な材料を入れるとドーピングと同じで苗が長持ちしないし、良い花が咲かない。京成バラ園でも60~70%は赤玉土を使用している。

〇新苗の植え付け、鉢増し

10号鉢にペットボトル3本を入れて根鉢を崩さないように植え付ける。こうすると7号鉢と同じ程度の土の量となる。鉢増しを行うときにペットボトルを引き抜いてその後に土を入れてやることにより鉢増しが完了する。

〇鉢増しの実習(2例)

1例目は、7号鉢から10号のスリット鉢への鉢増しの実習で、スリット鉢を2重にして江上さんオリジナルの用土を用いて行われた。

2例目では、ペットボトルを3本入れた10号鉢の鉢増し実習で、ペットボトルを抜き取り、その後に同じ用土を用いて行われた。

 

説明の中で、剪定の実習も行われ、剪定ばさみの消毒にはハイターが使用できるとの説明もあった。 



                                                                                                                                                                              

(9月は野田が担当しました。)


2022/09/14

8月 講習会(9月3日開催)

『秋花の剪定、剪定後の施肥と灌水』

講師 星隈 秀雄

剪定

・剪定に不要な弱小枝、込み合った枝、古い幹などを選定前に切除。剪定する幹・枝は鉛筆(7~8mm)以上の太さが良い。
・剪定する幹・枝の段では、ベイサルシュートからの幹は、原則として3、4段目を選定するとしているが、4段目では高すぎる場合がある。
・ベイサルシュートは若くて樹液の流れも良く、良い花が咲く。
・剪定位置は、5枚葉の付け根にある良い芽の5~8mm上の葉柄と平行に斜めに切除すること。植物園では芽から約3cm程上で切除しているが、枯れこんでくるので注意すること。
・剪定日は、秋のバラ展を1週間遅らせているので、従来より遅くする必要がある。但し、今年は温度が高い状況が続いているので開花までの見込み日数が短くなることが考えられる(バラは積算温度で咲く)。剪定日を少しずらすことを考えてほしい。
・剪定位置から下に葉が無くなった場合は、幹・枝を倒したり、折ったりする方法もあり、元気な株ではお勧めする。

施肥

・地植えでは夏の元肥を与えているので特に必要ないが、芽出し肥として、速効性化成 肥料を1本に10~15g程度与える。
・鉢植えは10月上旬まで液肥の1000倍液を1週間に1回与えること。

切り戻し

・剪定位置より下から強い芽が出た場合は切り戻しを行う。
・剪定して芽が動かないことがあるが、この場合は葉を付け根からもぎ取ったりするこ         とで芽が動き出す。


灌水

・秋は秋雨前線などで割合に雨が降るが、雨が少ない場合はたっぷりと与えること。但し、バラ展(開花)の2~3週間前からは与えない方が良花が得られる。

薬剤散布

・台風では泥が巻き上げられ葉につきやすい。この場合黒星病が発生するので、台風後に黒星病に効く殺菌剤で消毒すること。
・アザミウマ対策などで薬剤散布する場合、葉がでる前は普通の濃度とし、葉が出た後は濃度を薄くし、さっと散布するようにすること。

芽かき

・秋にはあまり無いと思うが、芽かきにより仕立てる花枝の太さを調節することができる。また、わき芽・副らいは早く取り除くこと。

花枝・花首直し・葉の傾き直し

・花に雨が当たるとシミができる。雨傘で覆う等の工夫が必要である。また、花枝が傾いても葉は水平になるので添え木などで修正する必要がある。

その他

・花が咲くとマグネシウム(Mg)を多く必要とするので適宜補給すること。
・台風対策として、安全の確保及び葉を1枚でも多く残すことに心掛けて欲しい。

 





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『バラ園にて剪定実習』

講師 星隈 秀雄

・丸っこくふっくらした芽が良い芽なのでよく見極めること。

・剪定の位置は、半分から2/3位の位置で行うのがよい。また、混み合った枝や細い      枝を除去し光が当たるようにすること。 

・剪定バサミは、受け刃を上にして使用すること。また、適宜ハサミを消毒すること。

・温度が下がってきたこの時期は、台風・長雨にあうと黒星病が蔓延するので、雨が上がったら消毒すること。

・バラ園の株は下の方の葉が無くなっている。こうなると剪定も難しいので、まずはこうならないように育てることが重要である。上の方に葉が多く残っている場合は折り曲げて芽を出す方法もある。

以下、株ごとの説明
・ロイヤルハイネス
株の下の方に葉が無く、剪定箇所も無いので軽く上を切る程度とした。
・ジェミニ
ロイヤルハイネスより葉が残っているので選定作業を行った。芽が無い場合があるので、良く芽を見て剪定すること。芽出しハサミの使用方法の説明があった。
・ウエディングベルズ
ガンシュが発生していた.

 




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『座談会』


今回は、新人1班、その他2班に分かれて座談会が行われた。私が参加した座談会では、各会員の肥料や消毒などの栽培状況や福岡バラ会のホームページ等についての意見交換が行われた。






(8月は野田が担当しました。)