2024/01/28

12月の講習会

 月々の手入れ『大苗の植付、移植、つるバラの誘引』

講師 星隈 秀雄


12月は気温も下がり、元肥を入れたり植付や移植の適期です。根は少々切れてもかないませんが、根を乾かさないように行ってください。

当初植え付ける際、多肥と寡肥や寡潅水など、グループ分けして植えて置くと移植する必要はありません。

もし植付や移植する場所が以前バラを栽培している所に植付するなら、新しい用土を客土して植えてください。連作障害(嫌地現象)を起こさない為です。
私は植付1ヶ所に赤玉小2袋を客土に使用しています。

植付場合60×60×60センチ以上耕し植えます。大きい方が後々の成長を考えると好ましいようです。植え付けた後、株下を掘る事が出来難くなります。最初の植付が肝心です。


ツルバラの誘引は折れにくい12月が適期です。1月までには行いましょう。
古い老化した枝は除去し、新しく伸びたシュートは先端を約30センチ切って横になるように誘引します。
新しいベイサルシュートを地面に低い曲げて横に誘引し過ぎると老化枝に早くなりますので注意してください。
1月は寒くなりますので、12月の暖かな日の作業をお勧めします。



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『座談会』

2つのグループに分かれて座談会を開催した。





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『鉢栽培について(植え替え)』

講師 江上志郎司

12月の手入れのポイント、培養土の調合例、鉢の植え替えの実演が行われた。







2024/01/13

11月の講習会

月々の手入れ1年間のまとめと反省・整枝と元肥入れ』

講師 星隈 秀雄



秋の開花も終わり、1年を振り返る時期です。
春から現在までバラがどうだったでしょうか。? 良い花は咲きましたか。?

  • 潅水
  • 病害虫(消毒)
  • 施肥
  • 剪定時期
などの項目に分けて検証しましょう。

バラは12月からスタートです。計画を立てて生かしましょう。きっと良い花が咲くと思います。

土壙栽培の方は、この時期土壌分析に出して、内容を参考にし、12月の施肥で土壌改善しましょう。

整枝作業

この時期に行うのが良いと思う。

秋花の状態を記憶しいるので、切除する枝が分かりやすい。

12月には施肥作業で根を切るので、バランスが保たれる。

12月の施肥の際、障害になる枝が少なく作業がやりやすい。

春花の為の剪定が楽。


冬の元肥作業

休眠期なので多少根が切れても問題はありません。

出来るだけ株元から30cmは離した位置を30cm位深く耕し、肥料と堆肥を攪拌し、表土が雨で叩かれても固くならないよう、上にマルチングを施せれば申し分ありません。

肥料の量は、各土壌の状態が違うので各自で調整してください。

ちなみに私の所は、長年の蓄積で燐酸と加里が過剰なので、窒素分を主体とした有機肥料を施してます。

本日、植物園のばら園にて、福岡バラ会のばらで実習します。





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『座談会』

                                 

今回は、来年度配布苗の検討が行われた。


下記6品種に決定した。
  • シノブレド
  • みわく
  • パパメイアン
  • 初恋
  • みつえ
  • レディラック
上記穂木用枝を次回12月の定例会時に依頼者は持参する事。

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『元肥入れ ばら園にて実習』

講師 星隈 秀雄

福岡植物園のばら園(福岡バラ会)にて実習が行われた。

要らない枝などの整枝作業が行われた。

もうこの時期には、勢いが良く充実した枝は赤く焼けた色に染まっていた。

回りを円形状に掘り、堆肥と肥料を入れて攪拌し埋め戻した。

後は、堆肥にてマルチングが施された。





2023/10/31

9月の講習会

月々の手入れ『開花前後の手入れ、花枝の仕立、芽欠』

講師 星隈 秀雄

 

今月は10月の講習会がありませんので、花後の手入れを含めての講習でした。

 

秋は剪定した箇所の芽が伸びてこない事がある。その時は剪定した芽の葉を根元から葉を欠き採る。二週間過ぎても芽が動かない事があれば、開花は遅れるが(11月中旬)やってみる。秋はこの現象が起るので、 最初剪定した時に、この葉を欠き採る人もいる。


 

Ⅰ HTの花枝の仕立て


〇芽欠き- 秋は少ない
〇わき芽・副らい取り- 春より少ない、早く取れないと跡が残ってしまう
〇花枝直し- 今年はバラ展(11/3~5)の関係で10月20日頃に枝直しをする

Ⅱ バラの保護


秋は夜露が多い。花が咲いた時、夜露に当たると花が汚れてしまう。
ビニールで覆う設備がある方以外は、これと思う花の上に透明ビニール傘を支柱で固定してやる方法もあります。

Ⅲ 施肥


施肥はしない。今は弱々しいが後でしっかりした花枝になって来る。

“肥料で育てた花は良くない、木の強さ(力)で咲かせる”


Ⅳ 潅水


一週間過ぎて雨が降らなければ土を握り、状態を確認して潅水する。
10月半ばから地植えのバラは潅水を中止する。

Ⅴ 薬剤散布


新葉(幼葉)の薬害防止のため濃度を1.5倍ほど薄くして散布。一週間おきに定期散布(二週間は空けない)
バラ展直前は葉が固まっているので通常濃度で散布

(講師の星隈さんはバラ展の一週間前まで散布するとの事です) 

開花中は花が汚れるので散布しない。


Ⅵ 花後の手入れ


秋はお礼肥はしない。
秋は花枝を深切りしても問題ない。

Ⅶ 秋バラの反省


各々生育環境が違うので、剪定日の記録を必ず取って今後の参考にする。

 




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『座談会』


秋のバラ展の要項説明のあと2チームに分かれて座談会

 




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テーマ別講習『病害虫対策・薬剤散布』

講師 藤内 正隆

 


«虫は目視で分かるが、病気は分からない。気付いた時は蔓延、もしくは既に終わっている。病気の防除には定期散布しかない»

殺菌剤は10日間効果が続く物はない。

 

〇混用散布


溶けにくい順番で入れて行く

(1)展着剤→ ⑵乳剤→ ⑶水和剤

〇散布時間


朝か夕方«凪»(風が吹かない時間帯)の時。
朝は高温になる可能性があるので、夕方散布の方がお勧め。

〇散布方法


バラを保護してやる気持ちで、充分に掛かるように散布。
特にダニは葉の裏側に居るので念入りに掛ける。

〇散布時の気温


最高気温が25℃以上、限界は28℃。
散布の翌日の気温も大事、2~3日あとでも28℃以上になるなら薬害が出る可能性がある。


バラに登録がある薬剤でも薬害が出る可能性ある。

 


                    (9月は松尾が担当しました。)
  

2023/09/17

8月 講習会

 月々の手入れ『秋花の剪定』

講師 星隈 秀雄


今回、秋のばら展が11月3日~5日の開催になります。
以前は10月下旬開催。昨年より更に1週間は遅い開催となり、剪定日の検討が、(故)小林 彰さんが、日本バラ会会報ばらだより№492 1997年8月号 季節の手入れ『私のばら作り1年』9月に投稿記事を参考に説明が行われた。
特に注意点は11月の開花は気温が下がり開花スピードが遅くなる事。
剪定日が1日遅くなると開花が3~4日遅なって咲く事でした。(秋せん定・開花グラフ参照)









(註)薬剤の関して、現在DDVP・ニッソランVに関しては製造中止され販売されていません。





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『座談会』


座談会において冒頭、江上 志郎司さんより粉末薬剤を計量スプーンでの計り方や肥料のパッケージ表示について説明が行われた。


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『ばら園にて剪定実習』


講師 星隈 秀雄


福岡植物園のばら園で福岡バラ会の植え株にて剪定実習が行われた。

まずは不要な枝の除去。(古枝で貧弱な枝。未成長の枝)
剪定枝の良い芽を確認し、咲く方向を考え剪定された。

剪定鋏の使い方やメンテナンス(樹液の除去)の説明もあり参考になった。




(8月は永嶋が担当しました。)

2023/07/30

7月 講習会

月々の手入れ『秋剪定前の夏対策』

講師 星隈 秀雄

梅雨が明けると高温多湿の夏が到来する。雨も少なくなり、高温でばらの蒸散作用も大きくなる。
梅雨は黒星病対策が大変ですが、土壌水分が多い為、急激に成長します。
これからは土壌の水分を保つのが夏の重要課題になります。


対策

①雨が降らない日が1週間も続けば、1本当たりタップリ(バケツ1杯程度)潅水する。
鉢物は朝、夕 2回潅水した方が良い。

 

②地温を下げる効果があるマルチング(バーク、腐葉土、藁)を行う。雨の跳ね返しも軽減し、黒星病の予防対策にもなる。又、保湿効果も期待出来る。

 

③遮光ネット(50%)が張れる設備があれば、剪定の9月上旬まで実施。ばらの葉に直射日光を和らげ照度(光の強さ)を下げる事が出来ます。又、地温も抑え快適が環境を作る事が出来ます。

 

④込み合った枝を整理し風通しを良くする。消毒も掛かりやすくなります。内容は6月講習会で説明。

 

⑤黒星病もまだ蔓延しますが、夏の乾燥でダニが繁殖します。酷くならないうちにダニ剤で消毒を実施。アザミウマも暑いので成長サイクルが早く要注意。

 

⑥葉の葉緑素を作るマグネシウムも多く消費しますが、秋の剪定後クロロシス(鉄欠乏症)が発生しやすく治るまで1ヶ月は掛かってしますので、8月下旬~9月上旬 キレート鉄(3000倍)や鉄あくあを土壌灌注や葉面散布を実施した方が良い。

 

⑦消毒は薬害を出さないように通常の1.5倍位薄い濃度をタップリ掛ける。消毒中の乾きや気化が早い為、濃くなる傾向がある。特に余ったからと思い2度掛けは絶対しない。




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『座談会』





 
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『鉢夏剪定前の手入れと病害虫予防』



講師 江上 志郎司







(7月は永嶋が担当しました。)


2023/07/21

6月 講習会

 月々の手入れ 『秋花の為の枝・幹の仕立て』

講師 星隈秀雄

バラと水


湿度が高いと病気が出やすいが、特に梅雨時期は水分を根から盛んに吸収し、急激に成長する。
込み合った所は薬剤も掛かりにくいので整理する必要がある。

葉を落とさず光合成させる。その為には黒星病に感染しないように努めたい。
雨水の跳ね返しえを防ぐにはマルチングが効果的である。また、今後夏の照り返しで地温上昇も抑え、保水効果もあり根の張りも良くなる。

 

ベイサルシュートの処理の仕方 P9 P13参照


新しい枝を育てるシュートの発生を促す方法 P11参照


Ⅱ 3茂り合い交差した枝や不要な小枝を切除して風通しをよくし、株元に日光が当たるようにする。

 

その他注意点


ダニ

梅雨明けすると一気にダニが拡がるので、薬剤を早めの散布に心掛ける。
ダニは葉裏の葉脈に隠れ薬剤を掛けても絶滅しにくい。

除草時 

除草した後は十分に潅水をする。
除草した時、バラの細かい根も痛めています。シュートがしな垂れが発生した事がある。

 アザミウマ(スリップス)

アザミウマの食害の症状が出た花や蕾は、全摘し、ポリ袋に入れ処分する。

土に落とすと土中で蛹になり孵化して成虫となり、また、花を食害する。そのサイクルを絶たないと秋開花に支障をきたす。

 ゴマダラカミキリムシ 

テッポウムシ幼虫が株元の枝を形成層一周したら枯れる。木くずを見つけしだい駆除する 。 
薬剤の予防として、トラサイドAを株元に散布すると効果的。

 




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『デコレーションのやり方や生け方』

講師 丸林 律子
   林 久美子
   森  律子

今回初めての試みで開催致しました。材料の調達や準備は大変だった事でしょう。
講師の方には感謝いたします。
ところで皆さんの顔の表情からも有意義で楽しく学べたと思います。





(6月は永嶋が担当しました。)                                      

2023/05/31

5月 講習会

月々の手入れ『開花後の手入れ』

講師 星隈 秀雄
(「月々の手入れ」p7~8参照)
5~7月は植物の成長するのに最適

1.花後の手入れが重要

・咲き終わりの花柄はむやみに地面に捨てない。アザミウマの幼虫が花に多くいる。
・今からの手入れでどれだけ多くの葉を残せるかが、今年の秋と来年の花に影響する。

2.肥料と水の因果関係

・肥料は水がないと効き目が出ないので、お礼肥として液肥をやって直ぐ肥料を蒔いても良い。
・鉢は毎日潅水する状況ですが、週に1回は液肥をやり、置き肥をしても構わない。

3.薬剤散布

・病害虫を出さない。黒星病やうどんこ病に掛かった葉は全摘し、薬剤散布を3~4日間隔で実施する。
・特に黒星病とハダニは葉を落とし、株全体の成長が止まるので十分注意したい。多発しないよう予防消毒にこころ掛ける。

4.シュートの処理

・採花枝の一部は2番花を咲かせて楽しみたい。
・庭で咲かせ花だけを切った枝は次の枝(シュート)の発生に利用したい。枝の1枚葉3枚葉5枚葉の上から芽が出てくるが全部摘み取って、下からの途中シュートやベイサルシュートの発生を促す。
・1段目のシュートは5枚の葉が確認出来れば早めにソフトピンチする。2段目からは6~7枚の葉が確認出来れば早めにソフトピンチする。3段~4段で止める場合は先の蕾がほうき状になってピンチする。

 

1段目のソフトピンチ前の状況
1段目のソフトピンチ後の状況





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『座談会』

今回は単に2班に分かれて行われた。

・新しい会場での開催142回春のばら展の反省会を実施。143回秋のばら展に改善点が話し合われた。

・福岡バラ会のホームページの更新について
ばらをこよなく愛する(会員のばらを個人別に紹介)の現在掲載中会員の更新や新規会員の個人別紹介の新規作成を行う。
今後、写真を撮りためて、森・星隈・青柳に送付することにした。




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『鉢栽培について』

講師 江上 志郎司

  花後の剪定と病害虫予防













(5月は永嶋が担当しました。)